西御門の家

3つの箱をずらして重ねる
細部の納まりが緻密でまさに"挑戦"の一棟でした。
わかりやすい空間の間仕切りが無く、繋がりながら用途に合わせて可変的にゾーニングされる設計
ただの箱ではないその小さなひと手間が建物の持ち味を大きく左右します。


ホール兼廊下兼図書室
壁一面の本棚を造作しました。
建具で空間を間仕切らず、家具で繋がりを持ちながら隔てられる。
吹き抜けがあるのでそれぞれが気配を感じながらも距離を保てる心遣いある設計に感心です。


吹き抜け
玄関は天井を高くし明るいホールとして来客を迎えます。
下駄箱は造作家具で作りつけることで建物の雰囲気やコンセプトに合う。
玄関からの見切りが曖昧になることで玄関までが室内の空間の一部になり、より広さを感じる。


造作家具
竣工してから数年後、造作のソファ台とコーヒーテーブル、そしてダイニングテーブルの依頼がありました。
素材や構成を当時設計した邸宅巣箱が担当しました。
組み方はお任せいただきましたが、什器の製材から加工・搬入・組立をして一貫して請け負えるのは
工務店としてとても嬉しく、また貴重な経験でした。


ITEM LIST

造作什器
出口建具店/ホワイトオーク

内壁/天井
左菊/漆喰

玄関ドア
出口建具店/レッドシダー縁甲板張り戸

一階床
土間コンクリート/金鏝仕上げ
概要
竣工:2020年
用途:住宅
設計:株式会社邸宅巣箱
大工・建具・家具:株式会社出口建具店
内装左官:株式会社左菊
タイル:有限会社ヤザワタイル
塗装:株式会社永進美装
撮影:根本健太郎
